みなさん、今日は。宇都宮市で歯科医院を開業している江俣です。
3月になり、暖かい日が続きますね。
1月7日に受験した日本口腔インプラント学会・インプラント専門医の合格通知書が届きました。年末年始は試験対策で、とくに筆記試験は専門書1冊覚えないといけないので辛かったです(泣)。
インプラント学会も、いくつかありますが「日本口腔インプラント学会」は、14000人の会員が在籍し、大学のインプラント科の先生もほとんどが在籍する歯科学会の中でも会員数が最大規模の学会です。
インプラント専門医を取得するかどうかはかなり迷いました。理由は歯周病専門医のライセンスを維持し更新するのにかなり厳しいノルマがあります。そのほかに日本口腔インプラント学会専門医を取得するためには下記のような条件があります。
よって医院で日々の診療をしているだけでは到底条件をクリアできません。
最短5年でインプラント専門医を取得したことは、自分を褒めてやりたいです。(笑)
これで日本歯周病学会認定の「歯周病専門医」、日本口腔インプラント学会認定の「インプラント専門医」のダブルライセンスの資格を取得しました。日本にいる約10万人の歯科医師のうち、これらの専門医を単独で保有している歯科医は、それぞれ約1%程度。2つを保持している歯科医はごくわずかです。
もちろん、専門医を持ってない素晴らしい技術を持った先生方もたくさんいらっしゃいます。しかし昨今、インプラントを手がける先生が増え、それにともない色々な問題も表出して、社会問題化しました。患者さんの立場になってみると、インプラント治療を受けたいと思っても、どこにかかっていいのかわからないです。
日本口腔インプラント学会の専門医はある程度のレベルでないと受かりませんので、患者さんがインプラント治療を受けるときの一つに指標になると思います。