駐車場11台完備
みなさん、こんにちは宇都宮市で歯科医院を開業している、江俣です。
「三寒四温」の言葉のように暖かい日と寒い日が交互に続いていますね。 今週は寒い日が続くようですので、体調管理には十分気をつけるようにしたいものです。 では歯科の話にしましょう。
最近では「メインテナンス」に代わって「サポーティブペリオドンタルセラピー(SPT)」ということが、国内外の歯周病学会から提唱されはじめています。
メインテナンスは歯周ポケットが3 mm以下,プロービング時の出血がない,歯の動揺が生理的範囲を基準としています。SPTは、一部分に病変の進行が休止しているとみなされ、4 mm以上の歯周ポケット,根分岐部病変,歯の動揺などが認められる「病状安定」という状態になります。
簡単にいうと、歯周病は、完全な治癒はかなり難しく、問題が少しあっても安定していることを続けることが重要ということです。
SPTで経過が安定いている患者さんです。 7年前、女性、38歳、左下7の腫れ自発痛です。骨の吸収がみられ、中等度慢性歯周炎です
お痛みの歯は抜歯になり、移植治療をおこないました。
SPTにはいって5年経過したレントゲン検査です。
歯周ポケット6mmの部位が2か所ありますが、病状は安定してます。