みなさん、こんにちは宇都宮市で歯科医院を開業している江俣です。

怒濤の忘年会シーズンです。今年もお世話になった人たちにお会いするため、体調に気を着けて、忘年会をこなしていくしかないようです。

先週末も東京人形町で、忘年会に参加しました。

2次会は新橋のデイープな場所に移動

では歯科の話にしましょう。

歯根端切除術（歯根端切除術についての説明はこちらをご覧ください【14.07.14】外科科的歯内療法（マイクロサージェリー）の集中トレーニングコース）。は１０年前と比較すると格段に向上してきています。従来の歯根端切除術と変わったことはマイクロ拡大鏡を使用し、歯根尖端３ミリをカットした部位を確認し、超音波スケラーで逆根管形成し、根尖部にＭＴＡセメントで逆根管充填をする方法で根管治療では治らない歯牙を９割以上の確率で治癒させることが可能となります。

先日、歯根端切除術をおこなった（治療内容はこちらをご覧ください。14.12.01】外科的歯内療法）メインテナンスで患者さんが来院しました。レントゲン検査をおこない、根尖病巣は消失はしています。

治療前

赤丸の歯肉の部位が腫れて、レントゲンではかなり大きな病巣があります。従来の根管治療だけでは、治りません。

治療後

病巣（赤丸）は消失しています。

どんなに根の治療が良好になっても、被せものが歯とあってないと（不適合補綴物）、上部から感染をおこし失敗してします。よって精度の高いジルコニアオールセラミッククラウンで治しました。