駐車場11台完備
みなさん、こんにちは宇都宮市で歯科医院を開業している院長の江俣です。
9月12日、13日と第58回秋季日本歯周病学会学術大会が浜松で開催され出席致しました。
今回のテーマは高齢歯周病学の確立です。高齢者の歯周病治療は非常に深刻な問題です。なぜなら脳血管障害や認知症など障害を患うリスクは増え、口腔衛生の自己管理が困難になることが多く見られます。患者自身によるプラークコントロールと言う大前提条件が崩れてしまうのです。
しかし超高齢社会に入り、先人達も経験した事のないような新たな問題に直面している事は確かです。
恒例の証拠写真。多くの先生方と色々なお話をする機会がありとても有意義な時間を送ることができました。
今回の学会の目的のひとつが企業展示でのキャビトンの超音波スケーラーのデモです。
超音波スケーラーは当院には各ユニットに付いてありますが、このキャビトンはチップが使いやすく、優れものです。
学術大会で一番勉強になるのは、ポスター発表です。
今回も素晴らしい症例がたくさん発表があり、治療した先生と直接話せることはとても貴重です。
最後の認定医・専門医教育講演は弘岡先生でした。
会場は3階まであり2300人も収容できる会場は人であふれていました。弘岡先生の講演の内容は再生療法。症例を見せながらその治療のエビデンスを紹介していました。
一番伝えたかったことは「僕たちの先人達はとても偉大で、たくさんの助言を残してくれている。 それを学習し、患者にその恩恵を還元し、後世にバトンをつながなければいけない」ということだったと思います。