駐車場11台完備
みなさんこんにちは、院長の江俣です。
先週患者さんが救急で、「歯肉からの出血があり、歯肉が痛くてたまりません。」が主訴で来院しました。 歯肉をよくみると、歯肉が壊死して歯間乳頭部が陥没しています。急性壊死性潰瘍性歯肉炎が疑われます。当院には年に数人来院します。
重症になると、発熱、頭痛、倦怠感(けんたいかん)、などが現れることもあります。 原因は口腔内を不潔にしていることですが、そこに過度なストレス、過労などが原因です。 治療法はまず抗菌剤(メトロニタゾール)の投与とクロルヘキシジン溶液の洗口が第一選択です。疼痛がひどくブラッシングはできません。またスケーリングやプロービングも避けたほうがいいでしょう。 痛み、症状が治まったあとに、通常の歯周基本治療をおこないます。
30代の女性。歯肉の疼痛を訴えて来院。
歯間乳頭部(歯と歯の間の歯肉)が陥没しています。
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抗菌剤投与、クロルヘキシジンの洗口のみ8日の状態です。歯肉壊死は消失し、発赤や疼痛のなくなりました。これから通常の歯周基本治療をおこないます。