駐車場11台完備
みなさん、こんにちは院長の江俣です。
先週、救急で歯冠の破折の患者さんがいらしました。当日の朝転倒し、前歯2本が大きく折れてしまったそうです。 すぐ他の歯医者さんに行ったそうですが、予約の患者さんがいっぱいですぐ診察してもらえない、神経をとって被せないといけないといわれ、当院は3軒目だそうです。当院も予約の患者さんが多く時間がとれません。 外傷の患者さんで一番困るのは、診療時間の確保です。予約の患者さんは何日も前から時間をとっていただいてます。外傷の治療はできるだけ早い処置をしないといけません。 しかしスタッフの協力のもと、予約の患者さんにご迷惑をかけず、外傷の患者さんの治療はできました。
歯の外傷でもっとも多いのは歯冠の破折です。大きな破折では、神経が折れたところから露出してしまいます。歯冠が破折して、神経が露出した場合、すぐに神経をとって被せず、露出した神経は、そのまま薬をおいて、また上の部分を少しだけ取って残りの部分を残したりします。そして折れた歯冠を探して持ってきていただいて適切に接着させます。まずこのような処置をして経過をみるのがよいでしょう。
この後注意深く経過観察していかないといけません。 「歯のけが」で「虫歯」でもない「歯周病」でもないのに健康な歯を突然失ってしまうことがあります。 しかし適切な手当をすれば、みちがえるように治ることがあります。