駐車場11台完備
みなさん、こんにちは院長の江俣です。 11月になり急に寒くなりました。日光の紅葉もいまが一番見ごろで連休は大渋滞でした。
では歯科の話にしましょう。 先日患者さんから、「歯周病を薬を飲んで治す治療があるとききましたが」とう質問がありました。 抗菌治療のことだと思います。抗菌治療とは抗生物質の飲み薬を使うことです。ほかに菌作用のある薬を歯周ポケットに直接注入したり、レーザーを使った方法があります。 抗菌治療の対象は重度歯周炎の患者さんのなかでも通常の歯周病の治療ではなかなか治らない患者さん、歯周病の約5パーセント程度存在します。 しかし歯周病の治療は歯の根の表面についてる細菌の固まりを器具で削り取ることが第一です。これができてないといくら抗菌治療をおこなっても治りません。なぜなら抗菌治療は根についた細菌の固まりは破壊できませんから。
では先日重度歯周炎で抗菌治療をおこなった患者さんが来院しました。抗菌療法をおこない、再生療法、インプラント治療もおこないました。 基本は患者さんによるセルフケア(ご自身によるお口の掃除)と歯科衛生士による歯の根の表面についてる細菌の固まりを器具で削り取ることです。
歯周ポケットの深さが6㎜以上になり、骨も溶けてる状態です。
お時間はかかりましたが、治療結果に患者さんは大変満足されました。このあとしっかりメンテナンスをしていくことが重要です。