駐車場11台完備
みなさんこんにちは、院長の江俣です。
5月18日と19日に札幌コンベンショナルセンターで第55回春季日本歯周病学会学術大会が開催されスタッフと参加してきた報告をします。
札幌は丁度気候も良く、気持ちよい日でした。人は皆優しく親切です。
歯科衛生士シンポジウムでのテーマは「卒前・卒後の歯科衛生士教育」でした。 衛生士学校の講師をしており、当院が衛生士学校の臨床実習施設と、衛生士教育には深くかかわっていますので歯科衛生士のセッションに積極的に参加して聴講しました。 歯科衛生士教育講演での札幌開業・池田歯科クリニックの衛生士佐藤昌美さんの講演は自分の歯科衛生士としてのヒストリーをはなして、聴講した当院の衛生士には大きな刺激になったでしょう。
学会1日目も終わり、夜の街に繰り出しました。 夜になると冷え込みます。
北海道で感動する食材がやはり真ホッケ。 焼き立てのホッケは絶品でした。
先生方と情報交換。話題はやはり歯周病の話に、みなさん本当に歯周病オタクです。
その後場所を変えて寿司屋さんへ
2日目は韓国歯周病学会長の審美領域における歯周外科のテクニック、アメリカ歯周病学会長の歯周組織再生治療の長期経過症例、スウェーデンイェテボリ大学 歯周病科主任教授ヤン ベンストレム教授のインフェクションコントロールの講演などワールドワイドな歯周病の潮流の話が聞けました。
ヤン ベンストレム教授の講演
最後のシンポジウムでは今回のテーマ「参加者全員で考える歯周病治療―みんなで投票」という初めての試みがありました。投票用のキーパッドが会場の入口で配られます。これで、アンケート形式でスイッチオンし治療方針等を各自が考えて投票します。
日本を代表するペリオドンティスト4人(大学教授2人 開業医2人)による治療方針による熱い討論会
今回の学会も全国からたくさんの歯周病学関係者が集まりました。 歯周治療に携わる人がこれだけたくさんいるのだということを毎回実感するのですが、 逆に言えばこれしかいないのかとも。もちろん、この学会に出席している人だけが歯周治療に熱心であるというわけではなく、その他にもたくさんの臨床家が全国で頑張っているわけです。