駐車場11台完備
みなさん、今日は院長の江俣です。 早いもので、気がつくともう五月も今日で終わりですね。
では歯科の話にしましょう。
先週は、歯の移植が希望で当院のホームページをご覧になって栃木市から来院された患者さんの治療が終わりました。
左上奥歯が歯根破折と根の病気のため保存不可能で、本人が不必要な親知らずがあるので移植を希望されました。去年の新着トピックスでもお話しているように、移植できる条件がそろっていれば、歯牙移植が一番いい方法ではないかと考えてます。患者さんもそのことをよくご存知でした。
しかし場合によっては歯牙移植の方がインプラントより時間がかかることがあります。 インプラントは大きさ、規格が決まってますが、移植歯は微妙に形が違いますので、規格化されたドリルもないので、勘で骨を削っていく職人的技術が求められます。
またインプラントは骨とがっちり固定(初期固定といいます)できることが重要ですが、移植はゆるゆるがよいのです。がっちり固定すると歯根膜が死んでしまい失敗します。なんでもそうですが数多くのケースをこなしている経験が大切ということでしょうか。