駐車場11台完備
皆さん。こんにちは院長の江俣です。
久しぶりに審美歯科のお話をしましょう。
審美歯科治療は歯の位置が悪く被せ物で修正できなければ、矯正治療が必要になってきます。たしかに矯正治療をすると費用も時間も掛かりますが、仮に高額な被せ物をしても、歯並びや、唇の形、顔の色や形などの調和が取れていなければ「いかにも作り物の歯」になってしまいます。 一番重要なのは患者さんのご希望(費用や期間も含めて)をよく聞いて、どのような治療のゴールになるか私たちの診断能力とそのスキル(技術力)が重要になってきます。
最近の治療例をご紹介します。 患者様は48歳男性のかたです。前歯をきれいに治したいというご希望でした。 オールセラミッククラウン(被せ物)だけで治療しても、ご希望の口元にはならないことをご説明しました。 本人も矯正治療は昔から興味があったそうです。 アメリカではビジネスで成功するためには、きれいなスマイルが必須だそうです。
重要なのは診査・診断能力とどのようなマテリアル(材料、被せ物の種類)を使うか熟知していないといけません。診断用ワックスアップをおこないポイントは犬歯(糸切り歯)の形態を変えないと審美的にならないこと、マテリアルはほとんど歯を削らなくてすむラミネートベニヤの治療法とその長所・欠点をご説明し納得していただきました。残りの3歯はもちろんジルコニアオールセラミッククラウンで治療です。
ラミネートベニヤとジルコニアクラウン